アレキッパ

アレキッパはペルー南部の中心都市．海抜2500メートル．温暖な渓谷に生まれた町で，富士に似たミスティ山が美しい

撮影：網野 徹哉

ヒビ

Ika, tajamonae! (みなさん、こんにちは) ヒビ民族は、オリノコ川とその支流域を中心にベネズエラ、コロンビア両国にまたがって住む民族。カリブ系、アラワク系など大きな言語集団に属さないヒビの民は平原地方のまさに先住民だ。

撮影：石 橋  純

セビーリャ

セビージャ，アンダルシアの熱さの中心だ．スペイン人の新世界への欲望の出発点でもあった．真っ青な空のもと，しかしセマナ・サンタを祭る人々は，マリアの苦悩をともにし，救い主イエスの死に涙を流す・・・

撮影：網野 徹哉

アフロコロンビア

1991年の新憲法とともにアフロ系コロンビア人は画期的な民像創生を果たした。しかし、左翼ゲリラ・右翼私兵組織・国軍による内戦状況下その生活状況は過酷を極める。多くのアフロ系農民が、内戦によりdesplazados(国内難民)と化している。その数は累積180万人。イラク、アフガニスタン、旧ユーゴ地域の難民数ををはるかに凌いでいる。

撮影：石 橋  純

スリア

スリアはベネズエラ西部、マラカイボ湖をかこむ州だ。ベネズエラ第２の都市マラカイボを擁するこの地には、板切れの上に姿を現したチキンキラの聖母（チニータ）と黒い聖人サンベニートが、熱烈な信仰を集める。聖人・聖母に捧げる音楽は《ガイタ》と呼ばれる。ガイタはまた反骨の民スリア人の自己表現手段なのだ。

撮影：石 橋  純